山ぶどう 山葡萄 かご 天然 国産 山形県産 かごバック 寿々木 すずき 山形市 お祭り 帆布 オーダーメイド 蔵彩布 純日本製 山形県産 山ぶどうかご

山葡萄かごとは

山形山ぶどうつる細工

雪深い出羽・奥羽山系の山々に自生している良質の山ぶどう皮を使用し、祖先から受け継がれた伝統技術を取得した昔ながらの地元山形の編み手が、材料から仕上げまで一つ一つ丁寧に心を込めて製作しました。
定番の形から、新しいデザインの形まで、使いやすさと自然の風合いを兼ね備えた作品をお楽しみください。
(国産)山形の山ぶどうは皮が厚手でツヤが出やすく、丈夫で温かみのある風合いが特徴です。
また柔軟性があり、皮が剥がれにくく『一生もの』としてお使い頂けます。

山ぶどうの蔓(つる)を採取

東北山形(国産)のつる細工。山ぶどうの皮は1年に一度、限られた時期のみしか採取できません。
梅雨の蒸し暑いこの限られた時期を逃すと
来年まで待たなくてはなりません。
きれいで質の良い皮を剥ぐことができないのです。
梅雨の時期の山は蒸し暑く、大量の蚊や蜂などが
発生するため虫除けを腰に下げての作業になります。

採取した山ぶどうの
蔓(つる)の皮を剥ぐ

最初に皮の表面の硬い部分を剥ぎとり、その後に出てくる綺麗な皮を丁寧に剥ぎます。剥ぐにはコツと力ガ必要で、不慣れだと皮が裂けてしまい、
またキレイに剥けないと使い物にはなりません。

蔓(つる)を運ぶ

採取した蔓(つる)を背負い下山しますが、
採れた蔓(つる)は、湿っていてとても重くなっています。
これを担ぎ山を降ります。

蔓(つる)を乾燥

採取したぶどうの皮は束ねて乾燥させます。
この材料が1年間分のつる細工の
貴重な材料となります。
乾燥させることにより虫がつきにくくなります。

ひごの作成

編み始める前にひごを作ります。
乾燥させた皮は水に浸し柔らかくします。
特にアジロ編みは作品の大きさに合わせて同じ太さのひごに一本一本カットしなければなりません。
手でカットしていきますので、多少の誤差があります。 ひごの幅は基本的には6mm程度、細いと3mmまでなります。
大きいかごになればなるほど材料の選別など、ひご作りは大変な作業となります。
かごのデザインに合わせ、ひごを裁断して編みの作業に入ります。

木型を使用しての籠編み

木型はかごのサイズなどに合わせて、サイズが違います。
また編み手さん毎に木型の構造なども違います。
自分たちが作業しやすいように長年の作業から
使いやすいようにカスタマイズされております。

籠編み

木型に合わせて丁寧に編んでいきます。
編み込みするときには、隙間が出ないように
力を加えながら編み込みます。
時にはひごを削り、また若干の熱を加えて
加工しやすいようにしていきます。
編み手の長年の技術とセンスが生かされ、
たくさんの山葡萄かごの作品が出来上がります。

山葡萄かごの完成

これらの工程を丁寧にこなして私たちの
山葡萄かごが生まれていきます。
山葡萄かごは使い続けることで、
手の油でなめらかになり艶が出てきます。
山葡萄かごは、一年中使えるだけではなく、
使い込んだもの程コーディネートの幅が
広がっていきますので末長くご使用いただけます。

山ぶどうの山形県産(国産)と海外産

画像は、海外製品(上)10年、山形県産日本製品(下)約7〜8年経過した山ぶどう製品です。
外見のみの違いではありますが、経年使用後の柔軟性、耐久性にも違いが出てきます。(両方、特別に磨いたりはしていません)

最近では国産樹皮と色合いのよく似た海外製品も多く出回っており、新品のかごは一般の方には判別がつきにくい場合があり、購入後に判明するというケースが多々あります。
海外産のものは量産可能な為、安価でデザイン豊富、編み上がりが綺麗なものが多いですが、経年の耐久性と風合いは似ついても、国産品が優(個人的な見解)というのもありますので、ご自身の用途に合わせて、できるだけ信頼できるお店からの納得いくご購入をオススメします。

  • 海外製品10年ものは色は少し黒っぽくなりますが、スジが残りツヤは出にくいです。
  • 山形県産製品の7〜8年ものは特に磨いたわけではありませんが、木肌色から黒くツヤっぽく変化します。
  • 海外産の例(長期間使用しても色が変わりにくいです。また2番皮を使用したものだとツヤが出にくいです。)

お問い合わせ

山ぶどうかご 国産 天然 オーダーメイド かごバック商品に関するご意見やご質問など、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

023-641-5188

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォームへ

法人・小売店のお客様

卸売についてのお問い合わせ